間取りの様々
いろいろな事情で、お部屋探しをする際、不動産会社などでまず聞かれるのは、何部屋いるか、ではないでしょうか。
家族構成や、ご自分がどれくらいのスペースを必要とするかで多少変わると思います。
一人暮らしであれば、ワンルームを選ぶかもしれませんし、趣味や休日に友人を呼びたいなどの都合でもう一部屋欲しいから2部屋がいい、など、悩みどころです。
今や賃貸物件の中で、ワンルーム・ロフト付物件も沢山見られるようになりました。
このロフト付物件について、ちょっと触れさせていただきたいと思います。
ロフトというのは屋根裏部屋という意味の単語からきているようです。
よく見うけられるものを例に挙げると、ワンルームの天井の部分が通常より高く、中二階のようなスペースが作られています。
なぜ中二階かというと、二階部分のスペースの天井までの距離が低いことが多く、二階という程のスペースがないからです。
高さは少々物足りませんが、意外にこのロフトスペースは広く作られているところもあるので、趣味や荷物の多い単身者の方にはお勧めできます。
荷物収納の場所がたっぷりとれるということです。
このスペースを寝室代わりにして、下のスペースで生活し、上で寝る、というように使用することもできます。
また、アパートのことが多く、2部屋借りる場合より安く上がることが多いので、家賃の出費を節約したい方にもお勧めです。
ただし、ロフト部分に上がる際、備え付けのはしごで上り下りすることがほとんどなので、それが苦にならない方に限定されます。
そのほか、2部屋、3部屋…など部屋数とは別に間取りで気になるのは、キッチン、ダイニングなどがどういう間取りになっているか、ということでしょう。
たとえば、1Kと1DKという間取りの場合、1Kは1部屋にキッチン(台所)がついているというものですが、キッチンスペースは小さいことが多く、冷蔵庫や家電を置くと、立って作業するだけの空間しかないこともほとんど。
それに比べ1DKはダイニングキッチンがついているので、使いようによっては2部屋あるのとあまり変わらないこともあります。
2間(ふたま)の部屋を借りるよりも経済的なこともあるかもしれません。
これは、3DK、4DKもしかりです。
ちなみにLDKというのはダイニングキッチンにリビングも兼ねているため、広めになっているということです。
Lサイズのダイニングキッチンではありませんよ。
自分の今のライフスタイルやこれからの生活パターンなども考慮に入れて、間取りを決めてくださいね。