部屋の借りかえを考える方へ
今住んでいる部屋に飽きてしまったり、もっと便利な場所にある空き物件を見つけた場合に、思い立つのが住み替えです。
実際、今住みかえ考えている方もおられるかもしれません。
住む部屋を変える、住む場所を変えると気持ちも新しくなったりするものです。
また、もうすぐ更新時期なのだけど、更新料を払ってまで今の部屋に住みたくない、という話もよく聞きます。
今住んでいる部屋に入居するときにいろいろな事情で、気に入って住み始めた部屋でなければなおさらです。
まして、ご近所に変わった人が住んでいたり、気を使うような生活を強いられるようなら、すぐにでも引越しを考えてしまうかもしれません。
賃貸住宅だからこそできる気軽な借りかえですが、誰でも思い立ったらすぐに引越しできるという風にはなかなかいかないものなのはごぞんじでしょうか。
引越し業者に依頼する場合、業者にもよりますが、大なり小なりのお金がかかります。
インターネットの見積もりなどで安い業者を探したり、できる限り自分で引越し準備、移動もレンタカーなどを借りてという節約方法はあるかもしれません。
それにしても新しい部屋の契約にかかる費用はどうでしょう。
敷金、礼金、不動産会社への仲介手数料、火災保険などで家賃のおよそ6か月分もかかるんです。
金銭的に余裕がないとできないことですね。
部屋を新しくするとなると、結局こまごまとした物を購入することにもなります。
結局住み替えたところで、思いもよらなかった問題点が見つかったりすることもありますから、気持ちに余裕をもって住みかえに関しては向き合いましょう。
いつかは住みかえたいと思っている方、ぜひ資金的に余裕をもって、じっくり良い物件が出てくるのを待つというのも手ですよ。
ねらっていた物件の住民が引越しするタイミングなんて、誰にもわかりません。
こまめに不動産会社をのぞいたり、賃貸住宅情報誌を見たり、ネットでチェックしているうちに、自分にぴったりの物件に出会うかもしれません。
資金をためることで、自分が今度新しく借りかえる物件の選択肢を広げられることもあります。
どの街に住もう、どんな部屋に住もう、というそんな悩みも、持家の人たちにはほとんど味わう機会のない、住みかえというイベントの楽しみの一つと考えて、実際、いろんなところに住むのは人生の楽しい経験の一コマですから積極的にいきましょう。
さあ、あなたは新しいお部屋へ住みかえますか。
それとも、もうしばらく住み慣れた場所で居心地よく住みますか。