賃貸マンション、家賃のあれこれ

新たに賃貸でアパート、マンションの部屋を借りる際にまず考えるのが、「家賃はいくらか」ということでしょう。
実際の相場というのはあってないようなもので、交通の便が良ければよいほど、家賃は高めの設定になっています。
それから、部屋の数、築年数によっても変わってきます。
マンションとアパートであれば、マンションのほうが造りがしっかりしているのか、高い家賃の場合が多いです。
アパートの中には、木造か、そうでないかでも家賃に差が出ます。
この場合は木造でないコンクリートやその他の建材で建てられている物件のほうが高い家賃であることが多いです。
築年数が経過しているマンションは、見た目は少し新築には劣りますが、意外とよい面も持っています。
それは、同じ部屋数の新しいマンションより、部屋の面積が大きめに取られていることがある、ということです。
日本固有の方法ですが、部屋の広さを測るのに「畳(たたみ)○畳分」という言い方をしますが、古い規格の畳サイズで作られているマンションやアパートだと今より大きい畳のサイズで作られているため、室内はもちろん、収納スペースなども広めにできていることがあるそうです。
室内リフォームや、老朽化があった場合の配管の入れ替えなど、きちんと手入れされていればとても住みやすいのです。
アパートなどの木造住宅に住む場合、家賃としては安く抑えられたつもりでも、季節や外の温度などの周りの環境に室内の温度が影響されがちなので、光熱費が意外とかかる、という方もいるようです。
もしも、日当たりが悪かったら、冬は暖房費がかさみますし、逆に日当たりが良いと夏はエアコンをつけっぱなし、となると光熱費はかかってしまいますね。
だったら気密性が高いコンクリートの物件に住んだほうが、光熱費の部分では節約できるので、トータルで考えると木造と出ていくお金が変わらない、なんてこともあるかもしれません。
ちょっと、極端な例だったかもしれませんが、そういうことも起こり得るわけです。
それから、部屋のある階が何階かによっても、家賃が変わることがあります。
一階部分はほかの階より安く家賃が設定されていることはよくあるようです。
防犯上のリスクなどもあるので、どこの階を借りるかはご自分でよく検討してください。
家賃の話をしましたが、家賃が高めの物件にはそれなりのメリットがある場合もあります。
最初の家賃が2か月無料とか、管理費がほかに比べて安いとか、初期費用に必要な敷金や礼金の割合がほかの物件より抑えられている、などなどです。
一概に言えませんが、目先の安さより、ちょっといろんな関係する要素を考慮にいれて検討してみるのもよいかもしれませんね。

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